7月の日本酒に合う日本料理。夏めく素材で季節を楽しむ。

日本酒に合う日本料理を楽しむことのできる居酒屋・神田わだつみです。

今年は猛暑になるそうです。

寒いほどの冷房が効いたオフィスと、ぎらつく酷暑の屋外を出たり入ったりしていると、体がおかしくなりそうですね。

なんだか体の調子がおかしい、というときは旬のものと適量のお酒でリラックスするのがオススメですよ。

それでは、7月ならではの日本酒に合う日本料理をご紹介します。

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最初にご紹介する日本酒は、今ブームの「夏酒」から。

日本酒といえば、秋口の「ひやおろし」と初冬の「新酒」がこれまで有名でした。

近年注目されているのが、夏に飲むためにつくられている「夏酒」。

渇いた喉をうるおすようにゴクゴク飲める爽やかな飲み口が人気の秘密です。

写真の「船中八策」は氷点下でつくられる日本酒です。

そのため酵母の働きがスローになり、澄んだ味わいに仕上がります。

こちらは高知県の司牡丹酒造が製造しています。

高知県では広くその名を知られており、海鮮、特にカツオに好んで合わせられています。

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「船中八索」に合わせていただきたいのが、大和丸なすの田楽です。

茄子の旬は夏。旬の茄子は、あふれでるエキスの味わいと、歯ざわりが一級品です。

特に大和丸なすは、噛みごたえがあるいっぽうで、口のなかを季節の香りで満たしてくれます。

この大和丸なすを、八丁味噌で田楽に仕上げました。

茄子の内部をくりぬき、小さく切ってから、戻すというひと手間をかけています。

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甘辛い味噌が染みこんだ旬の茄子と、心地よい喉ごしの夏酒を、一度合わせてみてください。

夏の到来が待ち遠しくなる味わいです。

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続いてご紹介するのは、福島県の宮泉銘醸がつくっている「寫楽」です。

この日本酒はただの純米酒ではありません。

ラベルにははっきり書いてあるのですが、「純愛仕込み」とのことです(笑)

本当か嘘か、ぜひご来店して確かめてみてください。

酒米には、福島県産の「夢の香」をつかっており、純米酒らしい米の旨みに加えて、ほのかに白桃の香りを感じられます。

すっきりとした後味は、夏にもぴったりで、ついつい杯を重ねてしまいそうです。

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「寫楽」に合わせていただきたいのが、鱧の天ぷらです。

「7月の海鮮といえば鱧!」という人もいるくらい7月の風物詩なのです。

産卵前の時期にあたる7月の鱧は、脂がよくのっており、厚みのある魚肉から旨みがあふれだします。

脂がのっているといっても、しつこくはないのが鱧の特徴です。

鱧の本来の味を楽しめる天ぷらで、7月はお出しします。

ちなみに、天ぷらにつけていただくのは、ゆかり塩です。

さっぱりと夏らしく召し上がっていただこうと考えています。

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「寫楽」の米の風味と、鱧の淡白な旨みは、互いを引き立てます。

ちなみに鱧は、鰻や穴子に並んで、豊富な栄養を含んでいます。

疲れた夜には、鱧を食べて明日頑張るための準備をしてみてはいかがですか?