日本酒について

緑が選ぶ絶品日本酒

自分が飲んで美味しかったものを選んでお出ししております。

甘めの純米吟醸の中で辛めの日本酒をご用意しております。

甘いだけの日本酒だと飽きがきます。

産地は北は北海道から、西は九州まで広く取り揃えています。

(個人的な嗜好ですが、長野の日本酒が多いように思います)

もちろん、蔵によってお酒は変わってきます。

お品書き

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くどき上手Jr Yellow Jr.のヒ蜜

「くどき上手Jr」とは、「亀の井酒造」の現社長の御子息である専務が熱き想いを持って醸す「くどき上手」のシリーズで、流通数量限定品の貴重な日本酒です。
赤、黒、白と同一シリーズで別の日本酒もありますが、この黄色は特に甘味をテーマとして造った純米大吟醸です。香りはゴージャス感があり華やかな香り、そして何と言っても口に含んだ瞬間、いっぱいに広がる上質感のある甘みがとても印象に残ります。その旨味(甘味)は決してべたつくことなくクリアでフレッシュ感に溢れたとても心地の良いものでオススメ! 是非とも多くの方に味わって頂きたい1本です。
甘美なる日本酒の味わいを存分にご堪能ください。
出羽の里(地元羽黒町産) 44% 1.8ℓ Alc17~18

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東洋美人 ippo 山田錦

平成27年4月に販売終了となった「東洋美人 原点」が新たに帰ってまいりました。
純米大吟醸の無濾過生詰め(一回火入れ)のこだわりの逸品です。
生産数に限りがあるため、こちらも貴重な一本となります。
華やかな果実香と、キレイで明るい果実味、やわらかでたっぷりとした旨味が楽しめます。
上品に広がる甘味と透明感を是非一度ご堪能いただきたいと思います。
50% 1.8ℓ Alc15~16 山田錦100%

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山本 深蒼

白瀑を醸す山本合名さんの潤黒(ピュアブラック)の姉妹品「深蒼 ミッドナイトブルー」純米吟醸です。
秋田酒こまちを使用し、こまち酵母 R-5という酵母を使用することで、華やかな広がりで、フルーティーでジューシーな山本シリーズならではの味わいです。
上立つリッチな香りと穏やかな味わいが特徴の純米吟醸酒です。
今までの「山本」シリーズをお好きな方も、まだ味わったことがない方も、本酒は山本シリーズとしての旨みを存分に活かした一本のため、是非一度ご賞味ください。
50% 55% 1.8ℓ Alc15~16

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大倉 特別純米
「大倉」の特徴といえば、たっぷりの旨味や豊かな酸味なのですが、このお酒は大倉らしくなくフルーティで上品な香りと微かな甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーな味わいが口一杯に広がるお酒です。
「山卸し廃止元仕込み」にこだわる大倉が、毎年タンク1本だけ香り系の酵母を使って仕込みました。
日本酒が初めての方にもわかりやすい味わい。
スムーズでキレもあり、綺麗なみずみずしい余韻が残ります。
これまで数多の日本酒をご堪能された方も、あまり日本酒に慣れていない方も、是非一度味わっていただきたいと思います。
香川県産オオセト 60% 1.8リットル Alc18%

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玉川 自然仕込

明治時代の日本酒を髣髴させる製造方法と酒質で、飲み飽きしない旨みのある辛口酒。
濃いお酒が多い玉川のラインナップでも、とびきりの濃醇大辛口酒で、現在の日本酒における最高クラスの高アルコール度数を誇る、ワイルド過ぎる純米酒です。
生もと造り特有の乳酸に由来する圧倒的な酸の世界。
そして荒々しく且つ力強く、生命力に満ち溢れているような味の太さと凝縮感が感じられ、ただただ濃く、そして酸っぱさがあります。
そんな中、メロンのような香りやクリーミーなコクも潜んでおり、様々なエッセンスが見え隠れする名酒となっていますので、是非一度ご堪能ください。
77% 1.8リットル Alc21~22

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一白水成
「白い」米と「水」から「成」る「一」番美味い酒、一白水成ブランドの原点である純米吟醸酒です。
口の中に華やかな果実のようなフルーティーな吟醸香が広がり、ふくよかな米の味わいと綺麗な味わいが特徴的です。
秋田県の名蔵元の「NEXT5」の実力をいかん無く発揮した一品です。
全国的にも高評価を博している東北の名酒を是非一度ご賞味ください。
50% 1.8リットル Alc17

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荒駒
深い味わいと濃醇な風味があり日本酒好きを唸らせる一品です。
通常日本酒は「火入れ」と言う加熱処理を行って出荷されますが、この「荒駒」のような「生原酒」は、加熱処理及び加水処理をしておりません。
そのため、お酒が『生きている』状態となり、瓶内で熟成され味わいが変化していきます。
また、日本酒は水を加える事でアルコール度数を調整しますが、原酒の場合は加水処理を行わない為、他の日本酒よりも若干アルコール度数が高くなり、より力強くお酒の持つ風味が感じられます。
生原酒を味わったことのない方、既にご堪能されたことがある方、どなたにもオススメできる一本です。
70% 1.8リットル Alc17 白鶴錦100%

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十四代
「十四代」は山形の名酒とも呼ばれており、特に香りがすごくよいことで有名です。
左の中取りは、立ち香は穏やかなバニラ、メロンの様に香り、フルーティーな一品です。
真ん中の吟撰は淡麗辛口な味わいで、辛口酒の好きな方にもご満足いただけるかと思います。
右の秘伝玉返しは、アルコール添加に自社の純米粕取り焼酎が使われることから名付けられ、口に含むと上質な甘味が何処までも膨らみます。アルコール感もなく喉元をスベリ落ちる飲み口の良さで、どなたにもオススメしたい逸品です。

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白やまユ (秋田)
荒政酒造が送りだす味わい深い日本酒です。
すべて秋田こまちを使用しております。無くなり次第終了ですのでお早めにお越し下さい!

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東洋美人 原点(山口)
十四代の高木さんの元で修行された若手NO,1の呼び声高い澄川杜氏により作られております。
華やかな香りと複雑な飲み口に魅了されること間違いなし。是非一度お試し頂きたい日本酒です。

お客様には、これまでに飲んだことないものを飲んでいただきたいです。
日本酒を純米吟醸飲んでいただいて、締めに純米酒で口を締める。
これがオススメです。

今月のお酒

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板前がこっそり教える日本酒物語 「鶴齢」と「玉川」

神田で日本酒に合わせた日本料理を気軽に楽しめる神田わだつみです。
神田わだつみでは四季折々の日本料理と、それに合わせた日本酒をご提案しています。

今はインターネットの時代。
わからないことは何でも検索して、即座に解決(?)できる時代です。
日本人の「ガイドブック志向」はますます強まっているように感じるこの頃です。

「日本酒ってどうやって飲んだらよいかわからないんです」

このようなご質問もよくいただきます。
極論でお答えしてしまえば、

「好きなように飲めばいいんです。美味しいと感じるように飲んでください」

これが偽らざる本音です。
日本酒は気楽なものなのです。

しかしこのような答えでは、「日本酒の飲み方」というご注文にお応えできていません。
ご注文に全力でお応えするのが、私たちの役目。

そこで、あくまでも一例として『日本料理と日本酒の組み合わせ』をご提案しています。

異なる日本人が、異なる日本の地でつくった味が、鍵と鍵穴が合うようにぴたりとはまる瞬間は楽しいものです。
そして、その瞬間、ひとつの「物語」の扉が開きます。

今回はそんな「物語」へと皆様を誘います。
神田わだつみの日本酒は日々入れ替わっていますので、ご興味が湧いたら、お早めにお越しください。

鶴齢 「爽醇」 特別純米酒:喜びの夏の物語

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鶴齢を創る青木酒造は、300年以上も酒造りを営んでいる。
2017年、青木酒造はちょうど300回目の夏を迎えた。

青木酒造の酒造りには、「和合」の精神が込められている。
「和合」とは「親しみあうこと」。
青木酒造の酒造りに関わる人は、共に耐え忍び、助け合い、喜び合うのだ。

青木酒造の「和合」の精神は、豪雪地帯ゆえに生まれてきたという。

「良い酒をつくるための水が空からコンコンと湧いている」

そんな風に青木酒造の人たちは、厳冬にも励ましあっているのだろうか。
恨むよりも感謝。
人だけでなく、自然とも「和合」しているのだ。

豪雪地帯なだけに、夏の喜びは一塩だろう。
降り注ぐ太陽のもと健やかに伸びる稲に、今年の酒造りに期待をかけているはずだ。
盆や祭で「鶴齢」を楽しむ人々の姿を見て、酒造りの醍醐味を感じているのだろうか。

青木酒造にとって300回目の喜びの夏、彼らは一本の夏酒を発売した。
鶴齢「爽醇」特別純米。
今流行りの夏酒の一種だ。

しかし流行りに浮かれるのではなく、夏を楽しむ飲み手に、酒の味を届ける気配りが細やかだ。
まずパッケージはUVカットの袋に包まれている。
繊細な味わいが、紫外線で損なわれないようにするためだ。
見た目はレモンを思わせる朗らかな黄色。
味わいには柑橘系の酸味がほのかに感じられる。
見た目でそそられた欲求に滑らかに応えてくれるのだ。

やや辛口の味わいで酸味があるので、寿司によく合う。
魚の旨みを引き出し、シャリの旨みを濃くするのだ。

寿司のなかでも、「爽醇」は夏酒なので、新子に合わせると夏を一層感じられてよいだろう。
新子はコハダよりも脂が控えめなので、あっさりとした飲み口の「爽醇」に似つかわしい。

誕生の喜びではちきれそうな新子を、酒造りの喜びがつまった「爽醇」に合わせてみてはいかがだろう。
喜びの夏を感じてほしい。

玉川「山廃純米」五百万石(無濾過生原酒):憧れを求める物語

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「山廃仕込み」は従来行われていた日本酒造りの一工程を廃止した方法でつくられた日本酒のことだ。
「山廃」の名がつく日本酒は高い。
工程を廃止したなら安くなるのが普通だ。
しかし工程を廃止したため、通常よりも酒造りに時間ががかる。

“Time is money.(時は金なり)”はという諺のとおりだ。

玉川「山廃純米」五百万石(無濾過生原酒)をつくる木下酒造の「山廃」を語るうえで、フィリップ・ハーパーの存在は欠かせない。
20代のとき英国から日本にやってきたハーパーが、玉川の「山廃」の評判を確固たるものにした。
自然界に存在している酵母をつかった酒造りは、手間がかかるうえに品質が安定しない。
しかしハーパーは、杜氏としてそれをやってのけた。

できた酒が玉川「山廃純米」五百万石だ。
「山廃」というものは、元来、酸味のインパクトが特徴とされている。
しかしハーパーのつくった「山廃」は、特徴を残しつつ、家付き酵母らしい優しさを加えている。
日本酒の甘味をゆっくりと味わうことができるのだ。
ワインのような味のハーモニーがファンを虜にしている。

ワインのマリアージュの考え方では、甘いワインには濃い味の料理を合わせる。
ワインにならうのであれば、玉川「山廃純米」五百万石(無濾過原酒)には、甘辛いタレの付いた料理がよく合う。
例えば、夏であれば、鰻のかば焼きが季節的にもちょうどよい。

「夏には鰻を食べる」というのは、江戸時代から続く日本人の憧れだ。
「土用の丑の日」が定着してからは、高価な鰻を食べる言い訳になったのかもしれない。

このごろますます鰻が高くなっている。
輸入物も高い。
鰻の代用に鯰が使われ始めているくらいだ。
「土用の丑の日には、鯰しか食べたことがない」なんてことを言う人も現れるかもしれない。
身近な憧れが、遠い憧れになる日がいつか来そうだ。

日本酒に憧れ類稀な行動力で杜氏になったハーパーの玉川「山廃仕込み」五百万石(無濾過生原酒)を飲むのならば、身近な憧れの鰻を合わせてみてはどうだろう。
憧れが原動力のひとは強い。
「来年も美味い鰻を食べよう!」
そう思えば仕事も乗り切れるはずだ。

神田わだつみでは日本酒に合わせた日本料理をご提案

2本の日本酒にまつわる「物語」はいかがでしたか?
ここでお話したことは、いわば本の帯。
「物語」の本文は、皆様のお口のなかだけにあります。

紹介した組み合わせは、あくまでも一例です。
皆様の好みによって、紡ぎだされる「物語」を、逆に神田わだつみも教えていただきたいと思っています。
日本酒と日本料理を組み合わせた時の「物語」の発見を、一度楽しんでみてください。

神田わだつみへのご来店をお待ちしています。

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